「下半身太り」「肩こり」「生理痛」「ぎっくり腰」「むくみ」などに悩んでいる人は多くいると思います。このような症状の原因には「骨盤」にあるといっても良いと思います。骨盤の位置は、体の中心に位置しており、上肢と下肢を支える役目をしていて、とても重要なものです。そして、呼吸に応じて骨盤は開閉します。骨盤にゆがみがあったりすると、脳への伝達に支障を引き起こします。すると、便秘にもなり、下腹部が出たり、お尻が大きくなったりします。そこで、骨盤のバランスを整えて行う「骨盤ダイエット」があります。このダイエットを行うことで、骨盤や内臓の位置が正常になります。すると、血液の流れも良くなり、新陳代謝が回復します。このダイエットによって、ゆがみが解消されることで、筋肉などへの負担も軽減され、正常に働くようになります。このダイエットは減量が目的というよりは、健康を手にする方法であり、その結果ダイエットができるというものです。
骨盤がゆがんでしまう原因にはさまざまなものがあります。それは次のようなものなどです。1.老化です。2.ストレスの蓄積によるものです。3.女性の場合で出産によるものです。4.運動不足による腹筋などの筋力低下によるものです。5.横を向いたり丸まったりする睡眠時の姿勢によるものです。6.かかとの高さがある靴を履き続けることによるものです。7.仕事など長い時間座った姿勢でいることによるものです。8.変な姿勢を続けていたり、同じ姿勢で長時間いることによるものです。9.いつも同じ足で組んでいることによるものです。10.鞄をいつも同じ片方の手で持ったり、片手ばかりを使うことによるものです。11.まだ体が柔らかい子供頃などに強く外からの力が加わり、腰などをぶつけたことなどによるものです。これらのようなものなどによって、体へ負担をかけています。そのため、骨盤へも負担となり、ゆがみを引き起こしてしまうのです。
骨盤のゆがみには2つのタイプがあります。それは、「前後のゆがみ」と「左右のゆがみ」です。いつも左右の同じ方の肩がこる人は、左右にゆがんでいることがあります。左右にゆがんでしまうと、体にねじりが生じてしまいます。それによって、左右どちらかの筋肉に負担が多くかかるようになり、肩こりや腰痛などを引き起こします。また、姿勢が猫背の人や靴の外側ばかりすり減ってしまう人は、前後にゆがんでいることがあります。前後にゆがむと骨盤の向きが後ろに倒れたような感じになります。後ろへ倒れた感じになってしまう原因には、骨盤を立たせるための筋力が低下してしまっているからです。後ろに倒れることで、骨盤が開いた状態のままになってしまいます。正しい位置に戻したりするためには、まずゆがみのタイプを知ることが大切です。ゆがみが解消されると、筋肉などへかかる負担も軽減されます。すると、正常に働くようになりダイエットにつながります。
骨盤の中には女性特有の臓器である「子宮」「卵巣」や「膀胱」「直腸」などが収まっています。しかし、ゆがみが生じていたりすると、その女性特有の臓器などがはみ出してしまうことがあります。それを「骨盤臓器脱」といいます。はみ出した臓器によって「子宮脱」「膀胱瘤」「直腸瘤」などと呼ばれます。このような「子宮脱」「膀胱瘤」「直腸瘤」などになる原因としては、「老化」「出産」「肥満」「便秘」「慢性的な咳などの喘息」などの力が加わることで起こります。基本的には筋力低下、靭帯などの緩みなどが原因で起こることが多いようです。ゆがみが生じると下腹部に違和感がでたり、歩行にも影響がでたりします。さらに、「尿失禁」「排尿難」などの症状になることもあります。骨盤ダイエットを行うことで、元の位置へ戻ります。すると、血液の流れも良くなり、新陳代謝が回復します。ゆがみが解消されると、筋肉などへの負担も軽減され、正常に働くようになりダイエットにつながります。
骨盤ダイエットをいざ始めようとしたときに、注意する点があります。それは、骨盤ダイエットのポーズにこだわってしまうということです。骨盤ダイエットのいろいろな本が出版されています。しかし、このダイエットの本を見て体操などのやり方を知ったとしても、完全に理解することは難しいです。骨盤ダイエットの本に載っている写真などでポーズを見て、そのダイエットのポーズにならないといけないと思ってしまう人がいるのです。しかし、股関節など体の柔らかさなどは人によって違いがあります。体の硬い人の場合は、その骨盤ダイエットの本に載っているポーズになれない場合があります。そのため、無理してその骨盤ダイエットのポーズに近づけようとする人がいますが、かえって体に負担をかけることになってしまうのです。そして、ゆがみをひどくしてしまうことになります。骨盤ダイエットのポーズを気にするのではなく、無理しない程度で止めるようにします。